フリーランスエンジニアが感じやすい孤独について

孤独な状態をほとんど気にしない人もいますが、基本的に人間は孤独に弱いものです。人類は、集団生活により昔の過酷な時代を生き延びてきたので、本能的に孤独を恐れるのではないかという説もあります。いずれにしても、孤独な状態が続けば、メンタルに何かしらの悪影響が出てくるのが普通です。

フリーランスエンジニアとして働く上でのデメリットが、孤独を感じやすい点で、在宅で仕事を行う場合は孤独に悩まされる可能性がより高まります。2020年以降、Zoomなどのソフトを活用したオンライン会議が急速に広まりましたが、それでも1人暮らし、かつ在宅で仕事をこなす場合、会話がほとんどない状態で仕事に取り組まないといけなくなる可能性も十分にあるのが実情です。家族と暮らしている場合も、仕事について気軽に話せる同僚のような存在が誰もいない状態が続けば、孤独を感じる恐れは十分にあります。クライアントの会社に出社して仕事に臨む場合も、立場の違いなどが原因で、クライアントの社員とうまくコミュニケーションが取れず、孤独を感じるケースは珍しくはありません。

フリーランスエンジニアの働き方を続けると孤独を感じやすくなるため、積極的に交流会に参加するのがよいでしょう。同じように、フリーランスエンジニアとして働いている人と知り合うことで、孤独感はだいぶ解消されます。フリーランスの立場の人が集まるシェアハウスは多いので、1人暮らしであれば、思い切ってフリーランスの人とのシェアハウス生活を始めてみるのも手です。